弊社は、大工の棟梁であった創業者が大正9年に創業し、以来百年にわたり、札幌を中心に北海道内で建築工事を行っております。「お客様に本当に喜ばれる建物、かつ心と暮らしに豊かさをもたらす建築空間を提供することによって社会に貢献する」ということを、企業活動の理念としてまいりました。
近年、社会の変化、人々の暮らしや企業活動の多様化に伴い、企業に求められる役割や能力は複雑化しています。ゼネコンには、建物の機能の高度化はもとより、利用者の満足度を高めるための多様な価値観への対応が求められるようになりました。また、エネルギーや環境問題などの社会的課題への対応も不可欠です。弊社は、時代の要求に応え、豊かで安全・安心な暮らしを提供できる建物を創出すべく、変化を敏感に捉え、地域社会やお取引先様、協力企業との対話を重視しながら、今まで以上に緊密なパートナーシップの構築に努めてまいります。
一方、弊社は2世紀目を迎えるにあたり、社内体制の強化を進めております。これは、業容の拡大よりも「事業の継続性」を高めるため、そして「技術の継承」を円滑に進めることを目的とするものです。基本方針として掲げている技術力の向上は、人材育成と表裏一体です。若手社員の採用と育成、中堅・ベテランクラスの研修、待遇改善をはじめとする取り組みや意識改革は、徐々に成果を出し始めました。「仕事が仕事を呼ぶ」「現場にはためく社旗が仕事を呼ぶ」~そんな建築一筋の、社会に必要とされる会社であり続けることを目標にしています。
より魅力のある会社へ、そして、持続性のある会社へ。弊社は今後も誠心誠意努力を重ねてまいります。何卒皆様のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。